電話をかけると「ツーツー」と鳴ってつながらないとき、「相手が話し中なのかな?」「もしかして着信拒否されている?」と気になりますよね。
結論からいうと、ツーツー音は一般的に話し中を知らせる音ですが、着信拒否や通信環境の問題でも発生するため、音だけで原因を特定することはできません。
また、電話がすぐ切れたり、ツーツー音が1回・3回で終わったりしても、その回数だけで着信拒否とは判断できないんです。
この記事では、電話がツーツーでつながらない原因を、NTT東日本やドコモ、auなどの公式情報をもとにわかりやすく解説します。
さらに、着信拒否と話し中の違い、何回かけてもつながらないときの対処法、iPhone・Android・固定電話での確認方法も紹介します。
電話番号認証でツーツーになるケースにも触れているので、今の状況に合った解決方法を見つけてみてください。
電話がツーツーと鳴ってつながらない原因は?話し中・着信拒否などの違い
電話をかけた瞬間に「ツーツー」と鳴ってつながらないと、相手が話し中なのか、それとも着信拒否されているのか気になりますよね。
実は、ツーツー音は一般的に話し中を知らせる音ですが、着信拒否や通信環境の問題でも発生するため、音だけでは原因を断定できません。
まずは、ツーツー音が鳴る主な原因と、着信拒否との違いを確認していきましょう。
ツーツー音は基本的に話し中のサイン!ほかに考えられる原因は?
電話をかけたときに聞こえる「ツーツー」「プープー」という断続的な音は、一般的に話中音(ビジートーン)と呼ばれています。
話中音は、相手が別の電話に出ているなど、通話を接続できない状態を知らせるための音です。
例えば、友人に電話をかけたとき、その友人が別の人と通話していれば、呼び出し音の代わりにツーツー音が聞こえることがあります。
NTT東日本の公式サイトでも、相手が通話中の場合や、固定電話の受話器が正しく置かれていない場合に、話し中になることがあると説明されています。
ただし、ツーツー音が聞こえる原因は、相手の通話中だけではありません。
主な原因を整理すると、次のようになります。
| 考えられる原因 | どのような状態? |
|---|---|
| 相手が話し中 | 別の相手と通話しているなど、電話を受けられない状態 |
| 受話器が外れている | 固定電話の受話器が正しく置かれず、話し中として扱われている状態 |
| 着信拒否 | 相手の端末設定によって、発信者に話中音が流れる場合がある |
| 通信環境の問題 | IP電話などで、相手先がインターネットに接続されていない状態 |
| 回線の混雑・障害 | 電話の集中や通信設備の問題によって、接続できなくなっている状態 |
ここで覚えておきたいのが、電話から聞こえる音には、それぞれ異なる意味があるということです。
例えば、固定電話で受話器を上げたときの「ツー」という連続音と、発信後に聞こえる「ツーツー」という断続音は別のものです。
| 電話から聞こえる音 | 主な意味 |
|---|---|
| ツー(連続音) | 電話をかける準備ができていることを知らせる発信音 |
| プルルル・トゥルルル | 相手を呼び出しているときの音 |
| ツーツー・プープー | 話し中や接続できない状態などを知らせる音 |
| 音声ガイダンス | 電源OFF・圏外・着信拒否など、接続できない状況を案内する音声 |
つまり、「ツー」という音が聞こえたからといって、すべて同じ意味になるわけではありません。
特に、電話をかける前に鳴る音なのか、番号を入力した後に鳴る音なのかを区別することが大切です。
また、KDDIの公式案内によると、一部のIP電話では、相手が話し中の場合だけでなく、相手先がインターネットに接続されていない場合にも「プー、プー、プー」という音が発生します。
これは、同じような音でも、利用している電話サービスによって原因が異なることを示しています。
さらに、auでは、相手の電源が切れている場合や圏外の場合、機内モードになっている場合などに、電波が届かないことを知らせる音声ガイダンスが流れることがあります。
そのため、ツーツー音が鳴っただけで「相手の電源が切れている」「着信拒否されている」と決めつけないようにしましょう。
最初に確認したいのは、音の種類と、電話をかけてからどのタイミングで鳴ったのかという2点です。
この違いを知っておくと、電話がつながらない原因を整理しやすくなります。
着信拒否でもツーツーになる?ドコモ・au・ソフトバンクの違い

電話をかけるたびにツーツー音が鳴ると、「もしかして着信拒否されたのかな」と不安になるかもしれません。
結論からいうと、着信拒否によってツーツー音が鳴る場合はありますが、ツーツー音だけで着信拒否を見分けることはできません。
なぜなら、着信拒否にはスマートフォン本体の設定を使う方法と、通信会社が提供するサービスを使う方法があり、発信者への反応が異なるからです。
例えば、NTTドコモは、端末側の着信拒否設定によって発信者に話し中音が流れる場合があると案内しています。
一方、通信会社の着信拒否サービスでは、単純なツーツー音ではなく、専用の音声ガイダンスが流れることがあります。
ドコモ・au・ソフトバンクの代表的なサービスを比較してみましょう。
| 通信会社 | 着信拒否サービス | 発信者に聞こえる反応 |
|---|---|---|
| ドコモ | 迷惑電話ストップサービス | 電話を接続できない旨の音声ガイダンス |
| au | 迷惑電話撃退サービス | 着信をお断りする音声ガイダンス |
| ソフトバンク | ナンバーブロック | 設定されたお断りガイダンス |
| スマートフォン本体 | 端末の着信拒否機能 | 話中音が流れる場合などがあり、端末や設定によって異なる |
このように、同じ着信拒否でも、利用しているサービスによって電話をかけた側の聞こえ方が違います。
例えば、ドコモの「迷惑電話ストップサービス」では、登録された番号からの電話に対して、接続できない旨のガイダンスが流れます。
このサービスは月額無料で、最大30件の電話番号を登録できます。
また、登録した番号からの着信は、相手側の携帯電話の着信履歴に残りません。
auの「迷惑電話撃退サービス」でも、お断りガイダンスによって着信を拒否する仕組みが採用されています。
こちらは単体契約の場合、月額110円(税込)で利用でき、対象の料金パックなどでは条件が異なる場合があります。
ソフトバンクの「ナンバーブロック」では、9種類のガイダンスから選択できる仕組みです。
つまり、着信拒否されたときに必ず同じ音が流れるわけではありません。
さらに、スマートフォン本体の着信拒否機能も、機種や設定によって動作が変わります。
Googleの電話アプリでは、ブロックした番号からの電話を自動的に拒否し、その着信が通常の通話履歴に表示されないと案内しています。
そのため、電話をかけた側から、相手の着信履歴に自分の番号が残っているかどうかを確実に判断することもできません。
何回かけてもツーツーになる、以前はつながっていたのに突然つながらなくなった、といった状況だけでも着信拒否の証拠にはなりません。
相手が長時間通話している場合や、固定電話の受話器が外れている場合、通信機器に問題が起きている場合なども考えられるためです。
また、音声ガイダンスが流れたとしても、その内容が必ず着信拒否を意味するとは限りません。
例えば、auでは電源OFFや圏外の場合にも専用のガイダンスが流れるため、案内の内容を確認する必要があります。
では、着信拒否なのか話し中なのかを知りたいときは、どうすればよいのでしょうか。
まずは、時間を空けて電話をかけ直し、同じ状態が続くかを確認する方法があります。
ただし、何度も繰り返し発信しても原因を確定できるわけではないため、連続して電話をかけ続けることは避けましょう。
必要な連絡であれば、相手が普段利用しているSMSやメールなど、別の連絡手段を検討する方法もあります。
ただし、相手が連絡を望んでいない可能性がある場合は、その意思を尊重することも大切です。
ツーツー音は着信拒否の可能性を示す場合があっても、着信拒否を証明する音ではありません。
不安なときほど音だけで判断せず、ほかに考えられる原因も確認してみてください。
電話がツーツーですぐ切れるのはなぜ?鳴る回数で原因はわかる?
電話をかけた直後にツーツーと鳴って切れたり、1回だけ呼び出し音が鳴って切れたりすると、何が起きているのか気になりますよね。
結論からいうと、電話が切れるまでの音の回数だけでは、話し中なのか着信拒否なのかを判断できません。
大切なのは、何回鳴ったかよりも、どのタイミングで、どんな音が聞こえたかという違いです。
発信直後・1回・3回で切れる場合に考えられること

電話がすぐ切れる場合は、発信直後にツーツー音が鳴るケースと、呼び出し音が鳴ってから切れるケースを分けて考えましょう。
この2つは似ているようで、電話の接続状況が異なる可能性があります。
例えば、番号を入力した直後にツーツー音が聞こえる場合は、相手が話し中だったり、電話サービス側で接続できなかったりすることが考えられます。
一方、プルルルという呼び出し音が聞こえた後に切れる場合は、相手の応答状況や着信設定などが関係している可能性があります。
よくある状況を整理すると、次のとおりです。
| 電話をかけたときの状況 | 考えられる原因 | 判断のポイント |
|---|---|---|
| 発信直後にツーツーと鳴る | 話し中・着信拒否・接続エラーなど | ほかの番号にも発信できるか確認する |
| 呼び出し音が1回鳴って切れる | 相手側の操作・着信設定・通信状態など | 1回という回数だけでは原因を特定できない |
| ツーツー音が3回鳴って切れる | 話し中・着信拒否・接続できない状態など | 3回だから着信拒否とは限らない |
| 呼び出し音が数回鳴って切れる | 不応答・着信時の拒否操作・着信設定など | 切れた後のガイダンスにも注目する |
| 音声ガイダンスが流れて切れる | 圏外・電源OFF・着信拒否・利用停止など | 案内された内容を確認する |
特に気になるのが、「ツーツーと3回鳴ったら着信拒否なの?」という疑問ではないでしょうか。
電話のツーツー音が3回鳴って切れる現象については、インターネット上の解説記事でも着信拒否や回線混雑などの可能性が紹介されています。
しかし、ツーツー音が3回なら着信拒否、1回なら相手が電話を切った、と判断できる全国共通の公式基準は確認されていません。
そもそも、発信者に聞こえる呼び出し音と、相手のスマートフォンが実際に鳴った回数が一致するとは限りません。
例えば、こちらには「プルルル」と1回聞こえていても、相手の端末では別の着信処理が行われている可能性があります。
そのため、発信者側で聞こえた音だけを数えて、相手が着信を拒否したタイミングまで判断することはできないのです。
また、ドコモ・au・ソフトバンクなどの着信拒否サービスでは、単純な話中音ではなく専用の音声ガイダンスが流れる場合もあります。
つまり、着信拒否の動作は一律ではなく、端末の機種や通信会社のサービスによって異なります。
「1回で切れたから拒否された」「3回鳴ったからブロックされている」と決めつけないことが大切です。
原因を絞り込むためには、音の回数よりも次の3つを確認しましょう。
- 番号を入力した直後に切れたのか、呼び出し音が鳴ってから切れたのか
- ツーツー音だけだったのか、音声ガイダンスが流れたのか
- 別の時間帯や別の電話番号でも同じ現象が起きるのか
例えば、ある相手にだけ発信直後のツーツー音が聞こえるなら、相手側の通話状況や着信設定などが関係している可能性があります。
反対に、誰にかけても同じように切れる場合は、自分のスマートフォンや通信回線の状態も確認する必要があります。
ツーツー音の回数は原因を確定する材料ではなく、発信直後か呼び出し後かという違いを確認することが、原因を切り分ける第一歩です。
何回かけてもツーツーが続く場合は着信拒否なの?
一度だけなら話し中かもしれないと思えても、何回かけてもツーツーが続くと、着信拒否を疑いたくなりますよね。
しかし、何度かけてもツーツー音が続く場合でも、着信拒否されているとは限りません。
相手が長時間通話しているほか、固定電話の受話器が外れていたり、電話機や通信設備に不具合が起きていたりする可能性もあるからです。
例えば、固定電話の受話器がきちんと戻されていないと、相手が誰とも話していなくても話し中として扱われる場合があります。
この場合、電話をかけ直してもツーツー音が続くことがあります。
また、ひかり電話などでは、通信機器の不具合や配線の問題によって正常に着信できないケースもあります。
NTT東日本も、固定電話がつながらない原因として、電話機の故障やケーブルの不具合、回線の混雑・障害などを挙げています。
そのため、長時間つながらない場合でも、相手が意図的に着信を拒否しているとは判断できません。
考えられる状況と確認方法を整理してみましょう。
| つながらない状況 | 考えられる原因 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 特定の相手だけ何度もツーツーになる | 相手の通話状況・着信設定・電話機の不具合など | 時間を空けても同じ状態か |
| 相手の固定電話がずっと話し中 | 受話器の置き忘れ・電話機や回線の不具合など | ほかの連絡手段があるか |
| 複数の相手に電話がつながらない | 自分の端末設定・通信障害・契約回線の問題など | 通信状態や障害情報 |
| 特定の時間帯だけつながらない | 相手の利用状況・回線混雑など | 時間帯を変えるとつながるか |
| 何度かけても同じガイダンスが流れる | 着信設定・圏外・サービス利用状態など | ガイダンスの具体的な内容 |
特に注意したいのが、電話回線の混雑です。
NTT東日本では、交換機の処理能力を超える大量の電話が集中する状態を「ふくそう」と説明しています。
例えば、大規模な災害が起きたときや、人気のチケット予約に電話が集中したときなどに発生することがあります。
同社が示している例では、チケット予約などによる混雑が数分から数時間、災害による混雑が1日から数日間続くこともあります。
ただし、これは一般的な事例であり、すべての電話がその時間だけつながらなくなるという意味ではありません。
さらに、回線が混雑しているときに何度も連続して電話をかけると、混雑を悪化させることがあります。
NTT東日本も、つながらない場合は時間を空けてかけ直すよう案内しています。
何回かけてもつながらないからといって、短時間に何度も連続発信することは避けましょう。
なお、時間を空ける間隔に全国共通の決まりがあるわけではありません。
まずは再発信を控え、通信障害が起きていないかなど、別の原因を確認することが大切です。
どうしても相手に連絡する必要がある場合は、普段利用しているSMSやメールなどを検討してもよいでしょう。
ただし、相手が着信拒否をしている可能性も考えられる場合は、別の電話番号を使って何度も発信するような行動は控えてください。
相手が連絡を望んでいない可能性にも配慮する必要があります。
何回かけてもツーツーが続くときは、着信拒否と決めつけず、時間を空けることと、自分側・相手側のどちらに問題がありそうかを確認することが重要です。
次の章では、実際につながらない状況になったときに、何から確認すればよいのかを具体的な手順で解説します。
電話がツーツーでつながらないときの対処法5ステップ

電話をかけてもツーツー音ばかりでつながらないときは、何度もかけ直すより、原因を一つずつ確認することが大切です。
まずは時間を空けて再発信し、特定の相手だけつながらないのか、誰にかけてもつながらないのかを確認しましょう。
ここでは、スマートフォンと固定電話の両方に使える5つの対処法を、確認する順番に沿って紹介します。
| 手順 | 確認すること | 目的 |
|---|---|---|
| ステップ1 | 時間を空けてかけ直す | 一時的な話し中や混雑の可能性を確認する |
| ステップ2 | ほかの電話番号にもかけてみる | 特定の相手だけの問題か切り分ける |
| ステップ3 | 音声ガイダンスと番号通知を確認する | 接続できない理由の手がかりを探す |
| ステップ4 | 端末・通信状態・配線を確認する | 自分側の不具合を調べる |
| ステップ5 | 通信会社に相談する | 自分では確認できない回線や契約の問題を調べる |
特定の相手だけつながらない場合の確認方法
特定の相手に電話をかけたときだけツーツー音が鳴る場合は、相手の通話状況や着信設定、電話設備などが関係している可能性があります。
この場合は、次の3つの手順で確認すると原因を整理しやすくなります。
ステップ1:時間を空けてかけ直す
最初に試したいのは、少し時間を空けてからもう一度電話をかけることです。
相手が別の人と通話しているだけなら、通話が終わった後につながる可能性があります。
また、固定電話では受話器が正しく置かれていないことが原因で、話し中になる場合もあります。
NTT東日本も、話中音が聞こえたときの対処法として、時間を空けてかけ直す方法を案内しています。
ただし、何分後なら必ずつながるという決まりはありません。
相手の状況が分からない場合は、連続して発信することを避け、必要に応じて別の連絡手段も検討しましょう。
ステップ2:ほかの電話番号に発信できるか確認する
次に、自分の電話から別の相手へ正常に発信できるかを確かめます。
例えば、家族には問題なく電話できるのに、特定の友人だけツーツー音が鳴る場合は、自分のスマートフォン全体の発信機能が故障している可能性は比較的低くなります。
ただし、ほかの相手につながることだけで、最初の相手が着信拒否をしていると判断できるわけではありません。
相手側の通話状況や電話機の不具合など、ほかにも原因が考えられます。
一方、複数の相手に電話できない場合は、自分の端末や通信回線に問題がないかを優先して確認しましょう。
ステップ3:音声ガイダンスと電話番号を確認する
ツーツー音だけでなく、音声ガイダンスが流れる場合は、その内容が重要な手がかりになります。
例えば、auでは電源が入っていない場合や圏外の場合などに、それぞれの状況を知らせるガイダンスが流れることがあります。
また、通信会社の着信拒否サービスでも、専用のガイダンスで応答する場合があります。
| 聞こえる内容 | 考えられる状況 |
|---|---|
| ツーツーという話中音 | 通話中・一部の着信拒否・接続トラブルなど |
| 電波が届かない旨のガイダンス | 圏外・電源OFF・機内モードなど |
| 電話をつなげられない旨のガイダンス | 着信設定・利用停止など、案内内容に応じた状態 |
| 番号通知を求めるガイダンス | 非通知の電話を受け付けない設定など |
ガイダンスが流れた場合は、すぐに電話を切らず、最後まで内容を確認してみてください。
ただし、同じような案内でも通信会社やサービスによって意味が異なるため、ガイダンスだけで相手の着信拒否設定や現在の電源状態を断定しないようにしましょう。
なお、186を電話番号の前に付けると番号通知、184を付けると非通知で発信できますが、186を使っても必ずつながるわけではありません。
186を使う場合は、自分の電話番号が相手に通知されることも理解しておきましょう。
誰にかけてもつながらない場合のスマホ・固定電話の確認方法
誰に電話をかけてもツーツー音が鳴ったり、発信直後に切れたりする場合は、自分の端末や契約回線に問題が起きている可能性があります。
この場合は、スマートフォンと固定電話で確認する場所が異なります。
ステップ4:自分の端末と通信状態を確認する
iPhoneやAndroidを使っている場合は、まず電波の状態と機内モードを確認しましょう。
Appleは、iPhoneで電話の発信や着信ができないときの対処法として、通信会社の障害状況の確認や機内モードの切り替えなどを案内しています。
具体的には、次の順番で試してみてください。
- 通信会社の公式サイトで通信障害が発生していないか確認する
- 電波の届きやすい場所へ移動して電話をかける
- 機内モードをオンにして5秒待ち、オフに戻す
- スマートフォンを再起動する
- ソフトウェアや通信会社の設定に更新がないか確認する
例えば、地下や建物の奥など電波が届きにくい場所にいるなら、屋外や窓際に移動することで発信できるようになる可能性があります。
また、機内モードを切り替えることで、通信状態が改善する場合もあります。
楽天モバイルも、通信トラブルへの対処として、機内モードの切り替えや端末の再起動、SIMの状態確認などを案内しています。
デュアルSIM(1台のスマートフォンで2つの回線を利用できる仕組み)を使っている場合は、電話に使用する回線が正しく選択されているかも確認しましょう。
なお、iPhoneではネットワーク設定のリセットも対処法の一つですが、保存済みのWi-FiパスワードやVPNなどの設定が消去されるため、最初から実行することはおすすめしません。
設定のリセットは、基本的な確認を行っても改善しない場合に、影響を理解したうえで検討してください。
一方、固定電話の場合は、通信状態だけでなく、電話機や配線の確認も必要です。
特にひかり電話では、ONU(光回線の信号を変換する通信機器)やホームゲートウェイなどの設備が関係する場合があります。
次のように、利用している電話の種類に合わせて確認しましょう。
| 電話の種類 | 主な確認項目 | 考えられる対処法 |
|---|---|---|
| iPhone | 機内モード・電波・キャリア設定 | 機内モードの切り替え、場所の移動、設定の確認 |
| Android | 電波・SIM・通話回線設定 | 再起動、SIMや回線設定の確認 |
| 一般的な固定電話 | 電話機・電話線・受話器 | 配線の接続確認、電話機の状態確認 |
| ひかり電話 | ONU・ホームゲートウェイ・配線 | 通信機器の状態確認、必要に応じた再起動 |
固定電話では、電話線が抜けかかっていたり、通信機器が正常に動作していなかったりすると、電話がつながらなくなる場合があります。
ひかり電話の通信機器を再起動する場合は、契約先が案内している手順を確認してから操作しましょう。
なお、通信機器を再起動すると、電話だけでなくインターネット接続なども一時的に利用できなくなる場合があります。
固定電話での詳しい確認方法は、次の章で解説します。
ステップ5:改善しない場合は通信会社に問い合わせる
ここまで確認しても電話がつながらない場合は、契約している通信会社へ相談しましょう。
通信会社側で障害が発生していたり、回線の契約状態に問題があったりすると、自分のスマートフォンを再起動するだけでは解決できない場合があります。
問い合わせる際には、次の情報を整理しておくと状況を説明しやすくなります。
- いつから電話がつながらなくなったのか
- 特定の相手だけか、複数の相手に発信できないのか
- ツーツー音が鳴るタイミング
- 音声ガイダンスが流れる場合はその内容
- 機内モードの切り替えや再起動を試したか
例えば、「昨日から誰にかけても発信直後にツーツーと鳴り、再起動しても改善しない」と伝えれば、状況を具体的に共有できます。
スマートフォンから電話できない場合でも、Wi-Fiなどでインターネットが利用できるなら、通信会社の公式サイトにある問い合わせ窓口を確認できる場合があります。
また、特定の相手に急ぎの用件がある場合は、SMSやメール、普段使っているメッセージアプリなども連絡手段の候補になります。
ただし、相手が応答できない事情や、連絡を望んでいない可能性にも配慮しましょう。
電話がツーツーでつながらないときは、「時間を空ける→ほかの相手に発信する→ガイダンスを確認する→端末や回線を確認する→通信会社に相談する」という順番で調べると、原因を絞り込みやすくなります。
やみくもに何度も電話をかけ続けるよりも、今どこに問題がありそうなのかを確認しながら対処することが、解決への近道です。
固定電話や電話認証でツーツーになる場合はどうする?
スマートフォンだけでなく、固定電話やひかり電話でも、ツーツー音が鳴ってつながらないことがあります。
また、会員登録などで使う電話番号認証では、普通の電話とは違う理由で話中音が流れる場合もあるんです。
固定電話では電話機や配線、通信機器を確認し、電話番号認証では登録番号や認証条件を確認することが解決のポイントです。
それぞれの原因と対処法を、具体的に見ていきましょう。
固定電話・ひかり電話で話中音が続く原因と直し方

固定電話にかけてもツーツー音が続く場合は、相手が話し中になっているほか、電話機や通信設備に問題が起きている可能性があります。
特にひかり電話では、電話機だけでなく、光回線につながる通信機器も確認する必要があります。
NTT東日本は、固定電話がつながらない主な原因として、相手の通話中や着信拒否、ケーブルの不具合、回線の混雑・障害、通信機器の不具合、電話機の故障を挙げています。
原因によって確認する場所が異なるため、まずは次の表を参考にしてください。
| 考えられる原因 | 確認すること | 対処法 |
|---|---|---|
| 相手が話し中 | 一時的につながらない状態か | 時間を空けてかけ直す |
| 受話器が外れている | 受話器が正しく置かれているか | 受話器を正しい位置に戻す |
| 電話線の不具合 | ケーブルの抜けや緩み | 配線を接続し直す |
| 通信機器の不具合 | ONUやホームゲートウェイの状態 | 契約先の案内に従って再起動する |
| 転送電話の設定 | ボイスワープなどの設定状況 | 転送先や設定を確認する |
| 電話機の故障 | 別の電話機や接続ポートで利用できるか | 機器の交換や修理を検討する |
例えば、自宅のひかり電話にスマートフォンからかけたとき、毎回ツーツー音が聞こえるとします。
この場合、相手が話し中というだけでなく、自宅の通信機器が正常に動作していない可能性もあります。
NTT東日本の故障FAQでは、ひかり電話への着信時にツーツー音が聞こえる場合、レンタル通信機器の再起動や配線の確認などを案内しています。
具体的には、次の順番で確認するとよいでしょう。
- 電話機の受話器が正しく置かれているか確認する
- 電話線や通信機器のケーブルが抜けていないか確認する
- 通信機器のランプに異常がないか確認する
- 契約先の案内に従って通信機器を再起動する
- 転送電話の設定や電話機の接続ポートを確認する
特に、ボイスワープ(かかってきた電話を別の番号へ転送するサービス)を利用している場合は、転送設定も確認してみてください。
電話機の接続ポートを変更することで、問題が改善するケースもあります。
ただし、すべての通信機器で自由にポートを変更できるわけではないため、契約先の案内に従って操作しましょう。
通信機器の再起動や配線の変更を行う前には、利用中のサービスや接続方法を確認してください。
操作によって、電話やインターネットが一時的に利用できなくなる場合があります。
また、固定電話とIP電話では、同じツーツー音でも原因が異なることがあります。
KDDIの案内によると、一部のIP電話対応機器では、相手がインターネットに接続されていない場合にも「プー、プー、プー」という音が発生します。
つまり、電話回線ではなく、インターネット接続の状態が関係している可能性もあるわけです。
なお、ソフトバンクの「おうちのでんわ」では、受話器を上げた時点で話中音が鳴る場合、料金未払いによるサービス停止の可能性も案内されています。
ただし、これは同サービスに関する説明であり、すべての固定電話に共通する現象ではありません。
ここで、2026年に固定電話を利用している人が知っておきたい点もあります。
NTT東日本では旧型交換機から新型交換機への切替を進めており、受話器を上げてから発信音が聞こえるまでのタイミングが若干遅くなる場合があるため、「ツー」という発信音を確認してから番号を押すことが推奨されています。
ワンタッチダイヤルや短縮ダイヤルを使う場合は番号送出前にポーズを設定する方法も案内されていますが、交換機切替の影響は地域や局番によって異なるため、個別の接続トラブルの原因だと断定はできません。
なお、NTT東日本は2026年10月から12月までの切替対象局番を公開しています。
ここまで確認しても改善しない場合は、電話機を購入し直す前に、契約先の通信会社へ相談しましょう。
固定電話のツーツー音が続くときは、相手の話し中だけを疑わず、受話器・配線・通信機器・転送設定を順番に確認することが大切です。
電話番号認証でツーツーになる原因と確認方法

会員登録やログインの途中で、画面に表示された電話番号へ発信したらツーツー音が鳴ることがあります。
この場合は、通常の電話とは違い、認証サービス側の条件を満たしていない可能性があります。
電話番号認証でツーツー音が鳴るときは、登録した電話番号と発信番号が一致しているか、番号通知が有効か、認証期限内かを確認しましょう。
例えば、東武グループの共通ポイントサービス「TOBU POINT」では、認証用の電話番号にかけても話中音が流れる場合の原因を公式FAQで説明しています。
主な原因は、次の4つです。
| 原因 | どのような状態? | 確認・対処方法 |
|---|---|---|
| 登録番号が一致していない | サービスに登録した番号と、実際に発信した番号が違う | 登録した電話番号から発信する |
| 番号が非通知になっている | 認証サービス側で発信番号を確認できない | 番号通知設定を確認する |
| 認証時間を過ぎている | 認証番号の有効時間を超過している | 認証操作を最初からやり直す |
| 古い認証番号を使っている | 以前の発信履歴から古い番号へかけている | 現在画面に表示された番号へ発信する |
特に見落としやすいのが、発信者番号の通知設定です。
電話番号認証では、サービス側が「登録された電話番号から発信されているか」を確認する仕組みが使われることがあります。
例えば、サービスには090から始まる番号を登録しているのに、デュアルSIMの別回線から発信すると、登録番号との照合ができない可能性があります。
また、非通知で発信している場合も、番号を確認できず認証が進まないことがあります。
TOBU POINTでは、非通知になっている場合の対処として、電話番号の前に「186」を付けて発信する方法を案内しています。
ただし、186を付けると自分の電話番号が通知されるため、その点を理解したうえで利用してください。
もう一つ注意したいのが、認証の有効時間です。
TOBU POINTでは、認証番号が画面に表示されてから120秒以内に、サービス側で着信が確認される必要があります。
また、認証用電話番号はその都度変わるため、以前の通話履歴に残っている番号へ発信しても、正しく認証されない場合があります。
120秒という制限はTOBU POINTの条件であり、すべての電話番号認証サービスに共通するものではありません。
認証時間や発信条件はサービスによって異なるため、利用しているサービスの公式案内を確認することが大切です。
なお、電話番号認証は発信番号の確認が目的であり、必ずしも担当者と通話する必要はありません。
そのため、通常の電話のようにつながらなかった場合でも、認証画面の表示を確認してから、再操作が必要か判断しましょう。
電話認証がうまくいかないときは、次の順番で確認するのがおすすめです。
- サービスに登録した電話番号を確認する
- 発信に使うSIMや電話番号を確認する
- 番号非通知になっていないか確認する
- 認証画面に表示された最新の番号へ発信する
- 有効時間内に操作し、認証結果を画面で確認する
それでも認証できない場合は、利用中のサービスの公式FAQや問い合わせ窓口を確認してください。
電話番号認証でツーツー音が鳴る場合は、着信拒否を疑うよりも、登録番号・番号通知・有効時間・最新の認証番号を確認することが解決への近道です。
まとめ ~ 電話がツーツーでつながらないときは原因を確認して対処しよう
電話をかけてもツーツー音が鳴ってつながらない場合は、相手が話し中になっているほか、着信拒否や通信環境の問題など、さまざまな原因が考えられます。
特に覚えておきたいのは、ツーツー音が鳴っただけでは、相手に着信拒否されているかどうかは判断できないということです。
音が1回や3回で切れた場合も同じで、鳴った回数だけで原因を特定することはできません。
電話がつながらないときは、次の表を参考に状況を整理しましょう。
| 電話の状況 | 考えられる原因 | 最初に試したい対処法 |
|---|---|---|
| 発信直後にツーツーと鳴る | 話し中・着信拒否・接続トラブルなど | 時間を空けてかけ直す |
| 1回・3回鳴って切れる | 通話状況・着信設定・通信状態など | 音の種類や切れるタイミングを確認する |
| 特定の相手だけつながらない | 相手側の通話状況・着信設定・機器の問題など | ほかの相手には発信できるか確認する |
| 誰にかけてもつながらない | 端末設定・通信障害・回線の問題など | 電波・機内モード・通信障害情報を確認する |
| 固定電話でツーツーが続く | 受話器・配線・通信機器の不具合など | 電話機や配線、通信機器を確認する |
| 電話番号認証でツーツーになる | 番号不一致・非通知・認証期限切れなど | 認証サービスの発信条件を確認する |
また、何回かけてもつながらないときは、短時間に何度も発信するのではなく、少し時間を空けることも大切です。
通信回線が混雑している場合、繰り返し発信することで混雑を悪化させる可能性があります。
自分のスマートフォンや固定電話にも問題が見当たらず、発信できない状態が続く場合は、契約先の通信会社へ相談しましょう。
ツーツー音が長時間続いても、着信拒否の証拠にはならないため、音だけで相手の意思を決めつけないようにしてください。
電話がつながらないときは、まず時間を空けて再発信し、特定の相手だけなのか、誰にかけてもつながらないのかを確認することが解決への第一歩です。
慌てずに原因を一つずつ切り分けて、自分の状況に合った対処法を試してみてください。



