「添削してくれてありがとう」とメールで伝えたいけれど、先生や上司にそのまま送っても大丈夫なのか迷っていませんか?
レポートや卒業論文、エントリーシート(ES)、仕事の資料などを添削してもらったときは、相手に失礼のない言葉で感謝を伝えたいですよね。
そんなときは、「添削していただき、ありがとうございました」を基本に、何を添削してもらったのか、どのように役立ったのかを簡潔に伝えるのがおすすめです。
この記事では、先生・教授・就活の相談員・上司・先輩・取引先など、相手別にそのまま使えるお礼メールの例文を紹介します。
さらに、件名の付け方、Re:を残した返信方法、お礼を送るタイミング、修正報告や再添削のお願いまで分かりやすく解説します。
短い返信でも失礼にならない書き方や、返信不要と指定された場合の対応も分かるので、ぜひ自分の状況に合った例文を参考にしてください。
添削ありがとうをメールで丁寧に伝えるには?そのまま使える基本例文
添削してくれた相手にお礼のメールを送りたいけれど、「ありがとう」だけでは失礼にならないか迷いますよね。
先生や上司など目上の人には、「添削していただき、ありがとうございました」と丁寧に伝えるのが基本です。
ここでは、相手に合わせた敬語の使い方と、そのまま使えるメールの基本例文を紹介します。
「添削していただき、ありがとうございました」が基本の敬語表現
添削のお礼を丁寧に伝えるなら、「添削していただき、ありがとうございました」という表現が使いやすいです。
「していただき」は相手の行為を敬って表現する言い方なので、先生や教授、上司、先輩などにも使えます。
さらに、何を添削してもらったのかを具体的に伝えると、感謝の気持ちがより分かりやすくなります。
例えば、レポートを添削してもらった場合は、次のように書けます。
「お忙しい中、レポートを丁寧に添削していただき、誠にありがとうございました。」
これなら、相手が時間を割いてくれたことへの感謝も自然に伝わりますね。
また、添削してもらった内容によっては、「ご指導」や「ご助言」を使うこともできます。
| 感謝の表現 | 適した場面 |
|---|---|
| 添削していただき、ありがとうございました。 | 先生・上司・先輩などへの基本のお礼 |
| お忙しい中、丁寧に添削していただき、誠にありがとうございました。 | 教授・就活の相談員・社外の相手への丁寧なお礼 |
| ご指導いただき、ありがとうございました。 | 文章の構成や考え方について指導された場合 |
| 貴重なご助言をいただき、ありがとうございました。 | 改善点やアドバイスを教えてもらった場合 |
| 文章を確認していただき、ありがとうございました。 | 添削ではなく内容を確認してもらった場合 |
大切なのは、丁寧な言葉をたくさん並べることではありません。
相手がしてくれたことに合った言葉を選び、何に感謝しているのかを具体的に伝えることがポイントです。
特に、教授や取引先など目上の人に「添削ありがとう」「添削してくれてありがとう」とだけ送るのは避けたほうが無難です。
親しい友人なら自然な表現でも、改まったメールでは丁寧な敬語に整えましょう。
添削のお礼メールの件名・本文・署名を含む例文

添削のお礼メールは、件名で用件を伝え、本文で感謝を述べるシンプルな構成がおすすめです。
神田外語大学のメールの書き方についてでも、宛名・挨拶・名乗り・要旨・詳細・結び・署名という基本構成が案内されています。
この順番に沿って書けば、メールに慣れていない人でも必要な情報を整理しやすくなります。
まずは、先生にレポートを添削してもらった場合の例文を見てみましょう。
【添削のお礼メールの基本例文】
件名:レポート添削のお礼(〇〇学部・氏名)
〇〇先生
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇年の〇〇です。
このたびは、お忙しい中レポートを丁寧に添削していただき、誠にありがとうございました。
特に、文章の構成についてご指摘いただいた点が大変参考になりました。
いただいたご助言を踏まえ、より分かりやすい文章になるよう修正いたします。
今後ともご指導のほど、よろしくお願いいたします。
〇〇大学〇〇学部〇年
氏名:〇〇〇〇
メールアドレス:〇〇〇〇
この例文では、「何を添削してもらったか」「何が参考になったか」「今後どうするか」を簡潔に伝えています。
ただし、実際に受けていない指摘を無理に書く必要はありません。
例えば、文章の構成についてアドバイスを受けていなければ、該当部分を実際の添削内容に置き換えるか、省略しても問題ありません。
また、まだ修正していない場合は「修正いたします」、すでに修正を終えている場合は「修正いたしました」と使い分けましょう。
実際には終わっていない作業を「修正いたしました」と報告しないよう注意してください。
なお、添削結果がメールで届いた場合は、元のメールにそのまま返信する方法もあります。
件名が「Re: レポートの添削について」などになっていれば、同じ話題の返信として基本的に変更する必要はありません。
詳しい件名や返信の扱いは、厚生労働省のビジネスマナー講座資料でも案内されています。
そして、お礼メールで最も大切なのは、文章の長さよりも感謝がきちんと伝わることです。
北里研究所ICT推進センターのメールマナーでも、必要十分な内容を簡潔に書くことが勧められています。
迷ったときは「添削への感謝」「参考になったこと」「今後の対応」の3つを意識すると、丁寧で分かりやすいお礼メールに仕上がります。
【相手別】添削してもらったときのお礼メール例文
添削のお礼メールは、相手との関係や添削してもらった文章によって、適切な言葉遣いが少し変わります。
大学の先生には学んだことを、就活の相談員には改善への意欲を、仕事の相手には今後の対応を伝えると自然です。
ここでは、先生・教授・就活の相談員・上司・先輩・取引先など、相手別に使えるお礼メールの例文を紹介します。
先生・教授へのお礼 ~ レポート・論文を添削してもらった場合

大学の先生や教授に添削してもらった場合は、添削への感謝と、指摘を受けて学んだことを簡潔に伝えましょう。
神田外語大学のメールの書き方についてでは、教員への宛名として「〇〇先生」という表現が案内されています。
また、京都産業大学の2026年度の授業資料でも、所属・学年・氏名を明らかにし、用件を簡潔に伝えることが勧められています。
まずは、添削してもらった文章に応じた感謝の伝え方を確認しましょう。
| 添削してもらったもの | お礼に添える内容の例 |
|---|---|
| 大学のレポート | 論点の整理や文章構成について学んだこと |
| 卒業論文・研究論文 | 研究内容への指摘と今後の修正方針 |
| 小論文 | 論理展開や表現について気づいたこと |
| 授業の課題 | 添削内容を確認したことと感謝 |
すべての項目を書く必要はなく、実際に受けた指摘の中から一つ選ぶだけでも十分です。
【例文1:教授に卒業論文を添削してもらった場合】
件名:卒業論文の添削のお礼(〇〇学部・氏名)
〇〇先生
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇年の〇〇です。
このたびは、お忙しい中、卒業論文を丁寧に添削していただき、誠にありがとうございました。
特に、研究の考察部分についてご指摘いただいた点が大変参考になりました。
いただいたご助言を踏まえ、論旨がより明確になるよう修正を進めてまいります。
今後ともご指導のほど、よろしくお願いいたします。
〇〇大学〇〇学部〇年
氏名:〇〇〇〇
メールアドレス:〇〇〇〇
この例文では、卒業論文のどの部分について指導を受けたのかを具体的に伝えています。
例えば、実際には引用方法を指摘されたのであれば、「引用文献の示し方についてご指摘いただいた点が大変参考になりました」と置き換えられます。
一方、授業のレポートを添削してもらった場合は、もう少し短い文章でも自然です。
【例文2:先生からレポートの添削結果が届いた場合】
件名:Re: レポートの添削について
〇〇先生
お世話になっております。
〇〇学部〇年の〇〇です。
レポートの添削内容を確認いたしました。
お忙しい中、丁寧にご指導いただき、ありがとうございました。
ご指摘いただいた点を踏まえて修正いたします。
引き続きよろしくお願いいたします。
〇〇学部〇年
氏名:〇〇〇〇
大東文化大学の教員が公開する教員へのe-mailの送付例でも、教員が依頼に対応した後、確認と感謝を短く伝える返信例が紹介されています。
そのため、先生へのお礼だからといって、必ず長文にする必要はありません。
先生や教授には、丁寧な敬語を使いながら、実際に学んだことを一つ伝えると、簡潔でも気持ちのこもったメールになります。
就活・仕事でのお礼 ~ ES・履歴書・資料を添削してもらった場合

就活や仕事で添削してもらった場合も、基本は感謝を伝えることですが、相手によって文章の丁寧さを調整しましょう。
例えば、OB・OGや企業の担当者には時間を割いてもらったことへの感謝を、上司には指摘を今後どう活かすかを伝えると分かりやすいです。
誰に送る場合でも、実際に受けた指摘や対応状況に合わせて文面を調整することが大切です。
【例文3:就活でOB・OGにESを添削してもらった場合】
件名:Re: エントリーシート添削のお願い
〇〇株式会社
〇〇部 〇〇様
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の〇〇です。
このたびは、お忙しい中、エントリーシートを丁寧に添削していただき、誠にありがとうございました。
特に、志望動機を自身の経験と結びつけて説明するというご助言が、大変参考になりました。
いただいたご指摘を踏まえ、より具体的に自分の考えが伝わるよう内容を見直してまいります。
貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。
〇〇大学〇〇学部
氏名:〇〇〇〇
メールアドレス:〇〇〇〇
このように、添削で気づいた改善点を一つ伝えると、相手のアドバイスを理解したことが伝わりやすくなります。
就活支援メディアでも、添削のお礼に加えて、指摘から学んだことや今後の改善方針を盛り込む書き方が紹介されています。
なお、横浜国立大学の富丘会OB・OG就職相談マナーブックでは、資料を受け取ったり添削してもらったりした場合に、お礼メールを送るよう案内されています。
添削結果を受け取ったことを伝える意味でも、お礼の連絡は大切ですね。
【例文4:大学のキャリアセンターで履歴書を添削してもらった場合】
件名:履歴書添削のお礼(〇〇学部・氏名)
キャリアセンター
〇〇様
お世話になっております。
〇〇学部〇年の〇〇です。
先日は履歴書を添削していただき、ありがとうございました。
自己PRの内容について具体的な改善点を教えていただき、大変勉強になりました。
いただいたアドバイスを参考に、内容を見直してまいります。
今後ともよろしくお願いいたします。
〇〇学部〇年
氏名:〇〇〇〇
キャリアセンターの相談員に送る場合も、感謝と改善方針が伝われば十分です。
担当者の名前が分かっている場合は、宛名に氏名を記載しましょう。
次に、職場の上司や先輩に文章を添削してもらった場合です。
【例文5:上司に業務資料を添削してもらった場合】
件名:Re: 企画書の修正について
〇〇課長
お疲れ様です。
〇〇部の〇〇です。
お忙しい中、企画書を丁寧に添削していただき、ありがとうございました。
ご指摘いただいた説明の順序について、改善すべき点を理解いたしました。
いただいた内容を踏まえ、修正を進めます。
引き続きよろしくお願いいたします。
〇〇部 〇〇〇〇
上司へのお礼では、必要以上に堅苦しくするよりも、指摘を理解したことと次の対応を明確にするほうが実務的です。
ただし、社内で決まったメールの書き方がある場合は、そのルールを優先してください。
親しい先輩の場合は、少し柔らかい表現でもよいでしょう。
【例文6:先輩にESを添削してもらった場合】
件名:ES添削のお礼
〇〇先輩
お疲れ様です。
〇〇です。
先日はお忙しい中、エントリーシートを添削していただき、ありがとうございました。
自分では気づかなかった改善点を教えていただき、とても参考になりました。
アドバイスをもとに、もう一度内容を見直してみます。
本当にありがとうございました。
〇〇〇〇
一方、取引先など社外の相手に送る場合は、社内向けよりも丁寧な表現を選ぶと安心です。
【例文7:取引先に資料を修正してもらった場合】
件名:資料ご修正のお礼(株式会社〇〇・氏名)
株式会社〇〇
〇〇部 〇〇様
いつもお世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。
このたびは、お忙しいところ資料をご確認・ご修正いただき、誠にありがとうございました。
ご指摘いただいた内容を確認いたしました。
今後の資料作成に活かしてまいります。
引き続き何卒よろしくお願いいたします。
株式会社〇〇
〇〇部 〇〇〇〇
メールアドレス:〇〇〇〇
ただし、相手が実際には文章を添削せず、内容を確認しただけなら、「ご確認いただき、ありがとうございました」のほうが正確です。
「添削」「確認」「修正」「助言」は意味が異なるため、相手が実際に行ってくれたことに合わせて使い分けましょう。
最後に、相手別の使い分けを整理します。
| 相手 | おすすめの感謝表現 | 添えるとよい内容 |
|---|---|---|
| 先生・教授 | 丁寧に添削していただき、誠にありがとうございました。 | 学んだこと・修正方針 |
| OB・OG | 貴重なお時間を割いて添削していただき、ありがとうございました。 | 具体的な気づき・改善への意欲 |
| キャリアセンターの相談員 | 履歴書を添削していただき、ありがとうございました。 | 参考になった点 |
| 上司 | ご指摘いただき、ありがとうございました。 | 理解した内容・次の対応 |
| 先輩 | ESを見ていただき、ありがとうございました。 | 感謝・今後の改善 |
| 取引先 | 資料をご確認・ご修正いただき、誠にありがとうございました。 | 確認したこと・今後の対応 |
相手ごとに多少の違いはありますが、お礼メールの基本は共通しています。
「何をしてもらったか」「どのように役立ったか」を自分の言葉で伝えれば、相手に合った丁寧なお礼メールになります。
添削のお礼メールはいつ・どう返信する?知っておきたいマナー
添削してもらった後、「お礼はいつまでに送ればいいの?」「短い返信でも失礼にならない?」と迷うことがありますよね。
基本的には、添削結果を受け取ったら、できるだけ当日中に感謝を伝え、同じ用件なら元のメールにそのまま返信すれば大丈夫です。
ここでは、送信のタイミングや短いお礼の例文、返信不要と書かれている場合の対応まで解説します。
お礼は当日中が目安?翌日になった場合や短い返信の例文

添削のお礼メールは、できるだけ添削結果を受け取った当日中に送るのがおすすめです。
北里研究所ICT推進センターのメールマナーでも、メールにはできるだけ当日中に返信するよう案内されています。
また、就活支援メディアでも、添削結果を受け取った当日から翌日までにお礼を送ることが勧められています。
ただし、「必ず24時間以内に返信しなければ失礼になる」という全国共通のルールがあるわけではありません。
授業や仕事などで返信が翌日になっても、必要以上に心配することはありません。
大切なのは、対応できるタイミングで感謝をきちんと伝えることです。
状況別の送信タイミングと対応を整理すると、次のようになります。
| 状況 | おすすめの対応 |
|---|---|
| 添削結果を当日受け取った | できるだけ当日中にお礼を返信する |
| 返信が翌日になった | 通常のお礼メールを丁寧に送る |
| 数日経ってしまった | 必要に応じて返信が遅れたことを一言お詫びする |
| 添削内容をまだ十分に確認できていない | まず受領したことと感謝を伝える |
| 相手から返信期限を指定されている | 指定された期限を優先する |
例えば、添削結果を受け取った直後なら、次のような短い返信でも感謝は伝わります。
【例文1:添削結果を受け取った当日のお礼】
〇〇先生
お世話になっております。
〇〇学部〇年の〇〇です。
レポートの添削内容を確認いたしました。
お忙しい中、丁寧に添削していただき、ありがとうございました。
いただいたご指摘を踏まえて修正いたします。
〇〇学部〇年
氏名:〇〇〇〇
このように、受け取ったことと感謝を伝えるだけでも、返信として十分な役割を果たします。
大東文化大学の教員が公開する教員へのe-mailの送付例でも、依頼に対応してもらった後、確認と感謝を短く伝える返信が紹介されています。
そのため、添削してもらったからといって、毎回長文のお礼を書く必要はありません。
一方、返信が数日遅れた場合は、必要に応じて一言お詫びを添えると丁寧です。
【例文2:お礼メールの返信が遅れた場合】
〇〇先生
お世話になっております。
〇〇学部〇年の〇〇です。
ご連絡が遅くなり、申し訳ございません。
このたびは、お忙しい中レポートを添削していただき、誠にありがとうございました。
ご指摘いただいた内容を確認し、改善すべき点を理解することができました。
いただいたご助言を踏まえて修正を進めてまいります。
今後ともよろしくお願いいたします。
〇〇学部〇年
氏名:〇〇〇〇
返信が遅れた理由を長々と説明する必要はありません。
お詫びを一文添えた後は、添削への感謝を中心に書けば自然です。
なお、深夜や休日にメールを送ることが、必ずしもマナー違反になるわけではありません。
ただし、相手や組織の連絡ルールがある場合はそれを優先し、急ぎでなければ送信予約などを利用する方法もあります。
お礼メールは早めに送ることを意識しつつ、返信が遅れても丁寧に感謝を伝えることが大切です。
返信メールの件名はRe:のままでいい?返信不要の場合はどうする?
添削結果がメールで届いた場合は、基本的に元の件名を変更せず、「Re:」が付いた状態で返信すれば問題ありません。
例えば、先生から「レポートの添削について」という件名でメールが届いたなら、そのまま返信機能を使いましょう。
神田外語大学のメールの書き方についてでも、同じ用件への返信では元の件名を維持する方法が案内されています。
厚生労働省サイトに掲載されたビジネスマナー講座資料でも、返信時は件名を基本的に変えず、話題が変わった場合は変更することが紹介されています。
状況に応じて、次のように使い分けましょう。
| メールの状況 | 件名・返信の対応 |
|---|---|
| 添削結果のメールにお礼を返す | Re: レポートの添削について |
| ES添削への返信 | Re: エントリーシート添削のお願い |
| 新しくお礼メールを送る | レポート添削のお礼(氏名) |
| 別の文章について新たに相談する | 新しい用件が分かる件名にする |
| 相手から返信不要と指定されている | 原則として追加のお礼返信を控える |
| お礼に対して「どういたしまして」と返信が来た | 追加の用件がなければ返信を終える |
「Re:」は返信メールであることを示すため、同じやり取りであれば無理に消す必要はありません。
むしろ、件名をそのままにしておくことで、相手も何の話題についての返信なのか把握しやすくなります。
では、添削してくれた相手から「返信不要」と書かれていた場合はどうでしょうか。
この場合は、相手の意向を尊重し、原則としてお礼だけの追加返信を控えるのが無難です。
例えば、添削済みのファイルと一緒に「内容をご確認ください。返信は不要です」と書かれていた場合、お礼メールを必ず送らなければならないわけではありません。
ただし、修正内容について確認したい点がある場合や、提出の報告を求められている場合は、必要な連絡を行いましょう。
また、お礼メールを送った後に、先生から「確認しました」「どういたしまして」といった返信が届くこともあります。
その場合、さらに「ご返信ありがとうございます」と送り続ける必要はありません。
北里研究所ICT推進センターのメールマナーでも、相手から了解や謝意を示す返信が届いた後は、不必要なメールのやり取りを重ねないよう案内されています。
つまり、お礼のメールを送ることと、お礼のやり取りを何度も続けることは別なのです。
返信不要の指定があっても、未回答の質問や必要な報告まで省略してよいわけではない点には注意してください。
反対に、必要な用件がすべて終わっているなら、そこでメールを終えて問題ありません。
添削結果へのお礼は元のメールに返信し、相手から返信不要と指定された場合やお礼のやり取りが完了した場合は、無理に返信を重ねないことがポイントです。
添削後の修正報告・再提出・再添削のお礼メール例文
添削してもらった後、「修正したことも報告したほうがいい?」「もう一度見てもらいたい場合はどうお願いする?」と迷うことがありますよね。
そんなときは、添削への感謝に加えて、現在の修正状況や相手にお願いしたいことを明確に伝えるのがポイントです。
ここでは、修正前後のお礼の書き分けから、修正版の再提出、再添削のお願いまで、そのまま使えるメール例文を紹介します。
修正前・修正後で使い分けるお礼と報告の書き方
添削後のお礼メールでは、修正が終わっているかどうかによって文章を使い分けましょう。
例えば、これから修正する場合は「修正いたします」、すでに修正した場合は「修正いたしました」と書きます。
小さな違いですが、相手に現在の状況を正確に伝えるためには大切なポイントです。
まずは、添削後の状況に応じた表現を確認しましょう。
| 添削後の状況 | 使いやすい表現 |
|---|---|
| 添削結果を受け取った直後 | 添削内容を確認いたしました。ありがとうございました。 |
| これから修正する | ご指摘いただいた点を踏まえて修正いたします。 |
| 現在修正している | いただいたご助言をもとに、修正を進めております。 |
| 修正が完了した | ご指摘いただいた箇所を修正いたしました。 |
| 修正版を提出する | 修正した資料を添付いたしましたので、ご確認ください。 |
| もう一度添削してほしい | 差し支えなければ、修正後の内容についてもご確認いただけますと幸いです。 |
どの表現も、実際の状況に合わせて使用してください。
まだ修正していないのに「修正いたしました」と書いたり、添削内容を確認していないのに「すべて確認いたしました」と伝えたりするのは避けましょう。
お礼メールでは、丁寧な言葉遣いだけでなく、事実を正しく伝えることも重要です。
【例文1:これから修正する場合のお礼メール】
件名:Re: レポートの添削について
〇〇先生
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇年の〇〇です。
このたびは、お忙しい中レポートを添削していただき、誠にありがとうございました。
ご指摘いただいた文章構成について、改善すべき点を理解いたしました。
いただいたご助言を踏まえ、論旨がより明確になるよう修正を進めてまいります。
今後ともご指導のほど、よろしくお願いいたします。
〇〇大学〇〇学部〇年
氏名:〇〇〇〇
この例文では、添削への感謝と、これから修正する意思を伝えています。
修正がまだ終わっていなくても、添削結果を受け取った段階でお礼を送ることはできます。
一方、修正が完了した場合には、対応した内容を簡潔に報告すると分かりやすくなります。
【例文2:修正が完了したことを報告する場合】
件名:レポート修正完了のご報告(氏名)
〇〇先生
お世話になっております。
〇〇学部〇年の〇〇です。
先日はレポートを丁寧に添削していただき、ありがとうございました。
ご指摘いただいた内容を踏まえ、文章構成と結論部分を修正いたしました。
今回いただいたご助言を、今後のレポート作成にも活かしてまいります。
引き続きよろしくお願いいたします。
〇〇学部〇年
氏名:〇〇〇〇
修正完了の報告では、どの部分を直したのかを一文で伝えるだけでも、対応状況が分かりやすくなります。
ただし、修正完了の報告だけを目的に、必ず別のメールを送らなければならないわけではありません。
相手から報告を求められている場合や、提出に必要な連絡がある場合など、状況に応じて判断しましょう。
また、就活のESや履歴書を添削してもらった場合には、改善した内容を具体的に伝える方法もあります。
【例文3:ESの添削で学んだことを伝える場合】
件名:Re: エントリーシートの添削について
〇〇様
お世話になっております。
〇〇大学の〇〇です。
このたびは、エントリーシートを丁寧に添削していただき、誠にありがとうございました。
特に、自己PRに具体的なエピソードを加えるというご指摘が大変参考になりました。
いただいたアドバイスをもとに、自分の強みがより伝わるよう内容を見直してまいります。
貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。
〇〇大学
氏名:〇〇〇〇
就活支援メディアでも、添削で気づいた課題や今後の改善方針をお礼メールに盛り込む方法が紹介されています。
ただし、例文にある「自己PR」や「具体的なエピソード」は、実際に受けた指摘に置き換えてください。
修正前なら今後の対応を、修正後なら完了した内容を伝えることで、感謝だけでなく添削を活かしていることも自然に伝わります。
修正版を添付する場合と再添削をお願いする場合の例文

添削してもらった文章を修正し、もう一度メールで送る場合は、何のファイルを送ったのかを明確にしましょう。
さらに、再添削をお願いしたい場合は、修正版の送付とは別に、もう一度確認してほしいことを丁寧に伝える必要があります。
まず、修正版を添付する際の基本例文から見ていきましょう。
【例文4:修正版のレポートをメールで再提出する場合】
件名:レポート修正版の送付について(氏名)
〇〇先生
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇年の〇〇です。
先日はレポートを添削していただき、誠にありがとうございました。
ご指摘いただいた内容を踏まえ、文章構成と考察部分を修正いたしました。
修正版を添付いたしましたので、ご提出いたします。
添付ファイル名は「レポート修正版_氏名.docx」です。
お忙しいところ恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いいたします。
〇〇大学〇〇学部〇年
氏名:〇〇〇〇
メールアドレス:〇〇〇〇
このように、添付するファイルの名前を本文に記載すると、相手が資料を確認しやすくなります。
静岡大学のメール送信時の注意でも、添付ファイルがある場合には、ファイル名を本文中に記載するよう案内されています。
また、送信前にはファイル形式や容量なども確認しておきましょう。
例えば、松山大学のES・履歴書の添削受付についてでは、当該制度で原則Word形式を指定しています。
一方、立教大学のメールのマナーには、添付ファイルの容量を5MB以内に収めるという指導例があります。
これらは各大学の資料で示された条件であり、すべてのメールに共通するルールではありません。
実際に送る際は、提出先から指定されたファイル形式・容量・期限を優先してください。
次に、修正版をもう一度添削してほしい場合の例文を紹介します。
【例文5:再添削をお願いする場合】
件名:レポートの再添削のお願い(氏名)
〇〇先生
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇年の〇〇です。
先日は、お忙しい中レポートを添削していただき、誠にありがとうございました。
ご指摘いただいた文章構成と考察部分を修正いたしました。
修正後の内容についても確認していただきたく、ご連絡いたしました。
お忙しいところ重ねてのお願いとなり恐縮ですが、差し支えなければ、再度ご確認いただくことは可能でしょうか。
修正版を添付しておりますので、ご都合のよいときにご確認いただけますと幸いです。
添付ファイル名は「レポート再添削用_氏名.docx」です。
何卒よろしくお願いいたします。
〇〇大学〇〇学部〇年
氏名:〇〇〇〇
メールアドレス:〇〇〇〇
再添削をお願いするときは、「修正したので、もう一度見てください」と一方的に伝えるのではなく、相手の都合を確認する姿勢が大切です。
厚生労働省サイトに掲載されたビジネスマナー講座資料でも、依頼する際には理由を説明し、相手の意向を尋ねる方法が案内されています。
例えば、再添削の依頼では次のような表現が使えます。
| 状況 | 丁寧なお願いの表現 |
|---|---|
| 修正内容を確認してほしい | 差し支えなければ、修正後の内容についてもご確認いただけますと幸いです。 |
| 再添削が可能か尋ねたい | お忙しいところ恐縮ですが、再度添削をお願いすることは可能でしょうか。 |
| 特定の箇所を見てほしい | 特に考察部分について、改めてご助言いただけますと幸いです。 |
| 相手の都合を優先したい | ご都合が難しい場合は、どうぞお気遣いなくお知らせください。 |
ただし、再添削をお願いできるかどうかは、相手や制度によって異なります。
大学のキャリアセンターなどでは、添削の受付方法や予約期限が決まっている場合もあります。
そのため、一度添削してもらったからといって、次も必ず対応してもらえるとは限りません。
事前に受付条件を確認し、相手の負担にも配慮して依頼しましょう。
また、お礼を伝えるだけであれば、必ずしも修正版のファイルを添付する必要はありません。
再提出の指定がある場合や、相手が修正版の確認を了承している場合など、送付する目的があるときに添付すれば十分です。
修正版を送るときは「何を直したか」「どのファイルを送ったか」を明確にし、再添削をお願いするときは相手の都合を尊重することが大切です。
まとめ ~ 添削のお礼メールは感謝と今後の対応を簡潔に伝えよう
添削してもらったときのお礼メールは、難しい敬語や長い文章を使わなくても、十分に感謝を伝えられます。
大切なのは、相手が時間を割いてくれたことへの感謝を、丁寧かつ具体的に伝えることです。
「添削していただき、ありがとうございました」を基本に、添削で学んだことや今後の対応を簡潔に添えれば、失礼のないお礼メールになります。
最後に、添削のお礼メールで押さえておきたいポイントを整理しましょう。
| 確認するポイント | 基本の対応 |
|---|---|
| 感謝の伝え方 | 「添削していただき、ありがとうございました」と丁寧に伝える |
| お礼を送るタイミング | できるだけ当日中を目安に送る |
| メールの件名 | 用件が分かる件名にし、同じ話題への返信ならRe:を維持する |
| 本文の内容 | 添削への感謝と、参考になった点や今後の対応を簡潔に書く |
| 修正したことの報告 | 修正前と修正後で表現を使い分ける |
| 返信不要の場合 | 相手の意向を尊重し、不必要な返信を重ねない |
お礼メールの書き方に迷ったら、次の一文を使ってみてください。
「お忙しい中、〇〇を丁寧に添削していただき、誠にありがとうございました。いただいたご指摘を踏まえて修正いたします。」
〇〇の部分を「レポート」「卒業論文」「エントリーシート」「企画書」などに置き換えれば、さまざまな場面で活用できます。
さらに、実際に参考になった指摘を一つ添えると、より具体的な感謝が伝わります。
ただし、実際に受けていない指摘や、まだ終えていない修正を、メールに書かないよう注意しましょう。
また、相手から返信不要と指定されている場合や、すでにお礼のやり取りが完了している場合は、無理にメールを重ねる必要はありません。
お礼メールは、形式を完璧に整えることだけが目的ではなく、相手への感謝と配慮を伝えるためのものです。
相手との関係や添削後の状況に合わせて、自分の言葉で感謝を伝えることが、何より大切です。



